米男子ツアー5勝のスコット・バープランク（米）が、現地時間16日に左手首の手術を受けたことが分かった。

　8月の全米プロゴルフ選手権で優勝争いに加わったほどのバープランクだが、実は左手首に爆弾を抱えていた。「3?4週間、（手首の）状態が良ければいいプレーができるけど、そうでない場合は厳しいんだ」と語るように、今季は15試合で棄権が3回、予選落ち3回。さらにエントリーしていながらスタートホールにすら立てなかった試合も2回あるほどだ。だが、それ以外では4位タイとなった全米プロの他に、シェル・ヒューストン・オープンで2位タイなど、バープランクは良い結果を出している。

「腱があるべき場所にあるときはプレーできる。でも、それが動いて骨から離れてしまうとダメなんだ」と語るバープランクは先週、ついにクリーブランドで手術に踏み切った。現在はオクラホマ州の自宅で静養しているが、ツアー復帰まではあと5か月といわれている。

　アマチュアでツアー初優勝を飾った経験を持つバープランクは現在47歳。来年2月のツアー復帰を視野にリハビリに取り組んでいくようだ。