経験不足に悩むタッド・フジカワ（米）が、今年はミニツアーを拠点に戦うことを明らかにした。現地時間14日開幕の米ツアー第2戦、ソニー・オープン・イン・ハワイ（ハワイ、ワイアラエCC)に出場するフジカワは、大会前の公式会見に出席。今年のスケジュールを尋ねられ、2月からの米ミニツアー、ターヒールツアーに出場し、1年間戦い続けることを口にしたのだ。

　アマチュア時代、小さな体で飛距離のある選手として注目され、地元で一番大きな大会であるソニー・オープンに出場。好成績を挙げるとすぐにプロに転向したものの、その後伸び悩んでいたフジカワ。

　4度目の出場となる今大会を前に「これまでにもここでは最高のプレーが出来た。それに自分のゴルフは去年とは全然違う。スイング改造もしてパッティングもいい。何より大きいのは感情をコントロールできるようになったこと。できれば今週、それを見せたい」とコメント。ミニツアーで経験を積むことを決めたフジカワの2010シーズンに期待したい。