先週の全英オープンでまさかの予選落ちを喫したルーク・ドナルド（英）が、世界ランクNo.1の意地をかけて米男子ツアー、RBCカナディアン・オープン（現地時間21?24日／カナダ、ショーネシーG＆CC）に挑む。

「（全英オープン前哨戦の欧州ツアー）スコットランド・オープン優勝で準備万端だと感じていた。でも、（全英オープンでは）ティーからグリーンまでは悪くないのに、ショートゲームがボロボロだった」とドナルド本人が分析する悪い内容で、第1ラウンド「71」、第2ラウンド「75」の通算6オーバーといいところを見せられずに予選で姿を消してしまった。

　だが、このままでは終わらないのが世界一の男。ライバルたちが声をそろえて絶賛する安定したショットで、すぐにここで自分のプレーを取り戻そうと意気込んでいる。

　その他、今季マスターズ王者のチャール・シュワーツェル（南ア）、昨季の全英オープン覇者、ルイス・ウーストハウゼン（南ア）、アーニー・エルス（南ア）、ポール・ケイシー（英）ら欧州、南ア勢も揃って参戦。さらに全英オープンで奮闘したリッキー・ファウラー（米）、アンソニー・キム（米）、ルーカス・グローバー（米）らも出場し、激戦を繰り広げる。