ゴルフの新しいシーズンの楽しみは、オフに選手がどれだけ調整してきたかを見ることと、契約の変わった選手のクラブを見ることにもある。

　全米オープン覇者のグラエム・マクドウェル（北アイルランド）がスリクソンと新たに契約を結ぶ一方、昨年のフェデックスカップ王者ジム・フューリック（米）はスリクソンを離れることになった。スリクソン契約選手として広告に大きく寄与していたフューリックだが、今年からテーラーメイドの用具を使用する。独特のスイングで新しいクラブをどう使いこなすのかに注目したい。

　また、カミロ・ビジェガス（コロンビア）もテーラーメイド契約選手としてシーズンを迎えることになった。ビジェガスとテーラーメイドは昨年8月に一度契約を発表していたが、ビジェガスは当時アクシネットグループのひとつであるコブラとの契約中であったため、訴訟問題に発展していた。