グレッグ・ノーマン（豪）がホストを務めるオフ恒例のビッグイベント、ザ・シャーク・シュートアウトがフロリダ州ネープルズのティブロンGCを舞台に現地時間11日、華々しくその幕を開けた。

　今回の注目は先のファイナルQTで上位に入り、来季の出場権を獲得した20歳のリッキー・ファウラー（米）だ。クリス・ディマルコ（米）とのコンビで第1ラウンドのモディファイド・オルタネート・ショット方式（ティーショットは2人が打ち、どちらかのボールを選んでその後1つのボールを交互に打つ）に挑んだが、かみ合わず3アンダー止まり。出場12組中6位タイとやや不本意な成績に「思ったより難しかった。残り2日で挽回する」と巻き返しを誓った。

　6アンダーで首位に並んだのはジェリー・ケリー＆スティーブ・ストリッカー（ともに米）組と、ジャスティン・レナード＆スコット・バープランク（ともに米）組。ケリー＆ストリッカー組は「前半、完璧だったけれど、後半チグハグになってしまった。でも難しいフォーマットでいいスタートを切れたから良かった」と口を揃え、レナード＆バープランク組も「2人のプレースタイルが似ているので、凄くスムーズだった」と手応えを口にした。

　1打差の3位タイにスティーブ・フレッシュ＆ダスティン・ジョンソン（ともに米）組とチャド・キャンベル（米）＆ティム・クラーク（南ア）組がつけ、4アンダーの単独5位にロス・フィッシャー＆イアン・ポルターの英国ペアが続いている。