世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズ今季第2戦のWGC-キャデラック選手権（現地時間10日／フロリダ州、TPCブルーモンスター at ドラル）第1ラウンドは、荒天中断の影響で日没サスペンデッド。この日11ホールを終え7アンダーとしたハンター・メイハン（米）が暫定トップに立つ中、同大会過去6勝を誇るタイガー・ウッズ（米）はフラストレーションが溜まるゴルフとなってしまった。

　インスタートの13番パー3でティーショットがバンカーにつかまりボギーが先行したタイガーは、その後もチャンスにつけられず前半バーディなしの1オーバー。後半最初の1番パー5で2オン成功からようやく初バーディを奪い、3番のバーディでアンダーパーとするも難易度の低い5番で3メートルのバーディチャンスを外してしまう。結局、1アンダーのまま第1ラウンド残り3ホールで日没順延となり、トップのメイハンとは6打差の暫定32位タイで初日のプレーを終えた。

　上位陣は、5アンダー67でホールアウトしたチャーリー・ホフマン（米）が暫定2位タイで続き、第1ラウンドプレー途中のビジェイ・シン（フィジー／16ホール終了）、ニック・ワトニー（米／16ホール終了）、マット・クーチャー（米／11ホール終了）、マーティン・カイマー（独／10ホール終了）、ルーク・ドナルド（英／10ホール終了）、そして日本の石川遼（12ホール終了）が5アンダーで同じく暫定2位タイにつけている。

　その他、タイガーと同組で第1ラウンドを回るフィル・ミケルソン（米／15ホール終了）は2アンダー暫定27位タイ。石川以外の日本勢では藤田寛之（12ホール終了）が1アンダー暫定32位タイ、池田勇太（11ホール終了）は1オーバー暫定53位タイと苦戦している。