ジョン・デイリー（米）が、トッププレーヤーたちのいないスキに復活優勝を狙っている。

　WGCの今季初戦アクセンチュア・マッチプレー選手権と同週開催の米男子ツアーのマヤコバ・ゴルフ・クラシック at リビエラ・マヤ-カンクンが現地時間18日、メキシコのエル・カマレオンGCを舞台に開幕する。

　この大会には、一攫千金を狙う男たちが集結している。何しろ、世界ランクの上位選手64人がいない同ツアーの一戦なのだ。昨年は出場停止処分を受け米ツアーに出られず、今季復活を目指して主催者推薦で試合に出続けているデイリーはその筆頭だ。

　また、先週のAT＆Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマで1打差2位タイと復活の兆しをみせた、かつての世界ランクNo.1デビッド・デュバル（米）もその一人。ペブルビーチではパーオン率11位タイ、平均パット数5位とかつての輝きを取り戻しつつあり、復活優勝にかける思いはデイリー以上かもしれない。

　他にも初優勝に手が届きそうで届かないマスターズ王者クレイグ・スタドラー（米）の息子ケビン・スタドラー（米）、ヒース・スローカム（米）、マーク・カルカベッキア（米）、ブラッド・ファクソン（米）、丸山茂樹らベテラン陣も勢揃いする。