初出場となるWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権（現地時間17?21日、アリゾナ州ザ・リッツ-カールトンGC）1回戦で石川遼は若手の実力者、マイケル・シム（豪）と激突する。

　世界ランクキングトップ64の選手が出場権を持ち、欠場が出れば繰り上がりで補充するスタイルの同大会で、昨年の米下部ツアーのネイションワイドツアーで3勝して賞金王になったシムとの戦いが決定。現在25歳と勢いのある年齢のシムは、ツアーでも期待の星だ。

　ネイションワイドツアーのスターとして昨年大活躍し、今年はレギュラーツアーに昇格。1月末のファーマーズ・インシュランス・オープンで2位タイに入るなど堂々の戦いを繰り広げており、手ごわい相手となるに違いない。

　日本勢としてもうひとり出場する池田勇太はニック・ワトニー（米）と1回戦でぶつかる。なお、昨年まではWGCシリーズで稼いだ賞金は日本ツアーのランキングに加算されていたが、今年からこれは除外されることが大会直前の日本ツアー（JGTO）理事会で決定している。