欧州勢がゴルフの世界ランキングトップ10に6人食い込むという、史上初の事態が起きている。

　欧州ツアー最終戦の優勝で、逆転で2度目の同ツアー賞金王に輝いたリー・ウェストウッド（英）が、米国時間23日発表の最新の世界ランキングで1ランクアップの4位に。同時に逆転負けで賞金王を逃したものの、最終戦3位のローリー・マッキルロイ（北アイルランド）が、3ランクアップの10位。5位ポール・ケイシー（英）、6位パドレイ・ハリントン（アイルランド）、7位ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、8位セルヒオ・ガルシア（スペイン）と合わせてトップ10の欧州勢は6人となった。

　また国内ツアー、ダンロップフェニックスで優勝したエドアルド・モリナリ（イタリア）が、87位から63位にジャンプアップ。プレーオフでモリナリに敗れたロバート・カールソン（スウェーデン）も、3ランクアップの25位となっている。

　1位タイガー・ウッズ（米）、2位フィル・ミケルソン（米）、3位スティーブ・ストリッカー（米）の上位陣に変動はなく、日本勢も石川遼が32位、池田勇太が35位と前週までと変わっていない。