いよいよサバイバルレースが始まる。

　米男子ツアーはプレーオフシリーズから一転し、来季の出場権（シード権）がかかった賞金ランク125位以内を目指す選手たちが激戦を繰り広げるフォールシリーズに突入。初戦のジャスティン・ティンバーレイク・シュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン（現地時間29日?10月2日／ネバダ州、TPCサマリン）からの4試合は必死の戦いが続くことになる。

　現在賞金ランク125位以下で同ツアー優勝経験者では、2001年全英オープン覇者のデビッド・デュバル（米／賞金ランキング152位）や米チャンピオンズツアーでもプレーしているのトム・パーニスJr.（米／同138位）らが出場。

　さらに、昨年のQスクール（プロテスト）を突破して、今季Qスクール史上2人目の黒人ツアー選手となったジョセフ・ブラムレット（米／同191位）や、2008年ライダーカップメンバーのブー・ウィークリー（米／同177位）らも来季シード権獲得を目指して上位進出を狙う。

　また、現在賞金ランク3位のニック・ワトニー（米）、今季開幕戦を制し同ランク22位ジョナサン・バード（米）、同ランク23位のマーティン・レアード（スコットランド）ら実力者も出場して大会を盛り上げる。