米国男子ツアー、RBCカナディアン・オープンで復活優勝を飾ったショーン・オヘア（米）が、米国時間25日発表の最新世界ランキングで、114位から60位へと大きく順位を上げた。

　今季出場17試合中10試合で予選落ちと苦しい状態だったオヘアだが、クリス・ブランクス（米）をプレーオフで撃破。トッププレーヤーの証明であるトップ50入りまであと一歩のところへ戻ってきた。

　敗れたブランクスも、289位から157位へと大きく順位を上げている。

　1位ルーク・ドナルド（英）、2位リー・ウェストウッド（英）、3位マーティン・カイマー（独）の上位陣に変動はないが、かつてのNo.1で左ひざと左アキレス腱の故障で戦線離脱を余儀なくされているタイガー・ウッズ（米）は、1ランクダウンの21位。ついに20位以下へと転落してしまった。

　欧州ツアー、ノルデア・スカンジナビアン・マスターズで優勝したアレクサンダー・ノレン（スウェーデン）は、22ランクアップして70位へと躍進している。

　日本勢は、先日行われた国内ツアー、長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントで2位となった石川遼が、53位から49位へとランクアップ。それに対し、藤田寛之は71位から73位へ、池田勇太は70位から78位へと順位を落としている。

　また、長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントにおいて、石川遼を振り切って優勝した昨年の賞金王、金庚泰（韓）は、33位から23位へと大きく順位を上げた。