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優勝賞金1億7,000万円もトッププロなびかず
2007年11月24日(土)午前0:00
今年からWGC(世界ゴルフ選手権)の一環ではなく、独立した大会として開催されている男子ゴルフのワールドカップ。“ワールド”と銘打たれているが、世界のトップランカーたちが大挙して出場を回避。メンバー的には寂しい大会となった。
現地時間23日、オメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップ(中国、深セン)は第2ラウンドを行った。首位は第1ラウンドと変わらず、ブー・ウィークリーとヒース・スローカムを擁する米国チーム。だが、実はウィークリーが今大会に出場を決めるまでに、ウィークリーより世界ランク上位につける13名のプレーヤーが出場を辞退。そのため同43位のウィークリーにお鉢が回ってきたという事情がある。
今回出場している選手の中で世界ランク最上位につけるのが英国チームのジャスティン・ローズで同8位。続いて同20位のイアン・ポルター(英)、同22位のトレバー・イメルマン(南ア)、同25位のレティ?フ・グーセン(南ア)が居る。もちろん素晴らしいプレーヤーなのだが、世界のトップが激突するといった図式とはかけ離れている現実は否めない。
優勝賞金は160万ドル(約1億7,000万円)とアジア勢にとっては破格。しかし、その金額に慣れっこになった世界のトッププロたちにとっては魅力にならず、主催者が切望したタイガー・ウッズ&フィル・ミケルソンの米国チーム招聘には至らなかった。「次回は是非、タイガーやミケルソンが出場してもらえるように頑張りたい」と言う関係者のセリフが虚しく響くほど、ワールドカップの意義そのものが問い直されている気がする。
現地時間23日、オメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップ(中国、深セン)は第2ラウンドを行った。首位は第1ラウンドと変わらず、ブー・ウィークリーとヒース・スローカムを擁する米国チーム。だが、実はウィークリーが今大会に出場を決めるまでに、ウィークリーより世界ランク上位につける13名のプレーヤーが出場を辞退。そのため同43位のウィークリーにお鉢が回ってきたという事情がある。
今回出場している選手の中で世界ランク最上位につけるのが英国チームのジャスティン・ローズで同8位。続いて同20位のイアン・ポルター(英)、同22位のトレバー・イメルマン(南ア)、同25位のレティ?フ・グーセン(南ア)が居る。もちろん素晴らしいプレーヤーなのだが、世界のトップが激突するといった図式とはかけ離れている現実は否めない。
優勝賞金は160万ドル(約1億7,000万円)とアジア勢にとっては破格。しかし、その金額に慣れっこになった世界のトッププロたちにとっては魅力にならず、主催者が切望したタイガー・ウッズ&フィル・ミケルソンの米国チーム招聘には至らなかった。「次回は是非、タイガーやミケルソンが出場してもらえるように頑張りたい」と言う関係者のセリフが虚しく響くほど、ワールドカップの意義そのものが問い直されている気がする。