ヤニ・ツェン（台）が、ライバルたちとの差を広げた。

　米国時間21日発表の最新ロレックスランキング（女子世界ランキング）は、欧州ツアー2連勝に続き、米女子ツアー開幕戦ホンダLPGAタイランドも制した絶好調のツェンがNo.1の座をキープ。同2位の申智愛（韓）との差を広げ、複数選手が僅差で上位争いを繰り広げている戦国時代にあって、頭一つ抜け出した格好となった。

　なお、1位ツェン、2位申、そして3位のスーザン・ピーターセン（ノルウェー）のトップ3に変動はないが、ナ・エン・チョイ（韓）が1ランクアップして4位となり、代わってクリスティー・カー（米）が5位に1ランクダウン。また、米女子ツアー開幕戦を2位で終えたミッシェル・ウィーが、3人抜いて8位に順位を上ている。

　日本勢では、宮里藍が6位、有村智恵が19位、宮里美香が20位といずれも前週から変わらず。横峯さくらは14位に1ランクダウンした。