27歳のルーキーながら国内女子ツアーで優勝を飾った甲田良美が、米国時間7日発表の最新のロレックスランキング（女子世界ランキング）で、一気に258ランクアップ。102位まで急浮上した。

　上位大混戦となった同ツアーのリゾートトラストレディス最終ラウンド。初優勝がかかっているにもかかわらず崩れることなく、最終ホールでバーディまで奪う落ち着いたプレーぶりで勝利を手にした甲田。ジュニア出身者だらけの現在のツアーには珍しく、高校時代ソフトボールの全国レベルで戦いながらゴルフに転向した新星が、日本だけでなく世界にも存在感を示した。

　同ランク上位は1位申智愛（韓）、2位宮里藍、3位スーザン・ピーターセン（ノルウェー）。他の日本勢では横峯さくらが14位、有村智恵が16位、諸見里しのぶが23位につけている。