尾崎直道が好調な滑り出しを見せた。

　現地時間14日に開幕した米チャンピオンズツアーのAT＆Tチャンピオンズ・クラシック第1ラウンド（カリフォルニア州バレンシア、バレンシアCC）。悲願のアメリカ初勝利を目指す尾崎は、4バーディ、2ボギーの2アンダー70をマークし、首位に4打差の6位タイと好位置につけた。レギュラーツアー時代から、シードは楽々確保するのだが、なぜか優勝とは縁がない尾崎。同ツアー本格参戦2年目の今季こそ、早い時期にチャンスをつかみたい。

　単独トップは6アンダー66をマークしたニック・プライス（ジンバブエ）。かつて“世界最強”と呼ばれたメジャータイトルホルダーも、昨年シニア入りしてから同ツアーでの勝星がない。こちらも狙うは優勝の二文字だけ。そんなプライスを追いかけるのが、ディフェンディング・チャンピオンのトム・パーツァー（米／5アンダー67、2位）、ダナ・クイグリー（米／4アンダー68、3位）ら。青木功は3バーディ、6ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで5オーバー77を叩き、67位タイと出遅れている。