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ボランティア歴60年の女性に感謝!
2008年2月13日(水)午前11:30
トーナメントをボランティアが支える米国ならではのヒロインが注目を浴びている。
カリフォルニア州在住、ボランティア歴60年の大ベテランのフィリス・ウェイドさん。西海岸のトーナメントを中心にお目にかかれるウェイドさんは、選手の間でも有名で「フィリス!」と声をかけられることも多い。ニッコリと笑って答えるウェイドさん。その態度はビッグネーム相手でも、日本から初めてやってきたメディア相手でも変わることはない。
今となっては誰よりもトーナメントを知っているウェイドさんは、1929年ニューヨークの株が大暴落し、世界恐慌の発端ともなったブラックサーズデーの直後に生まれた。ベン・ホーガン(米)のスコアラーとしてボランティアをしたこともある筋金入りだ。また、ジャック・ニクラウス(米)がまだ大学生だった頃からその姿を見ており、タイガー・ウッズ(米)に至ってはジュニアだった日も目に焼き付けている。
さらに自らもゴルファーとして一度はハンディキャップ「4」の腕前にまでなり、現地時間14日に開幕するノーザン・トラスト・オープンの舞台として長年親しまれているリビエラCCの6番パー3でホールインワンを記録した経験も持っている。
そのノーザン・トラスト・オープンは、ウェイドさんが60年連続でボランティア活動を続けた記念すべき大会だ。カリフォルニア州のゴルフライターズ協会は、これを讃えてウォーターフォードのクリスタルグラスを送った。
日本でも、近頃は高校の授業に“奉仕”の時間ができたり、スポーツ関連のイベントではボランティアが活躍するケースも多い。だが、ウェイドさんのように本当にスポーツを愛し、人を慈しんでボランティアを続ける人々が多い米国の例を見ると、まだまだ歴史は浅いことを感じずにはいられない。
カリフォルニア州在住、ボランティア歴60年の大ベテランのフィリス・ウェイドさん。西海岸のトーナメントを中心にお目にかかれるウェイドさんは、選手の間でも有名で「フィリス!」と声をかけられることも多い。ニッコリと笑って答えるウェイドさん。その態度はビッグネーム相手でも、日本から初めてやってきたメディア相手でも変わることはない。
今となっては誰よりもトーナメントを知っているウェイドさんは、1929年ニューヨークの株が大暴落し、世界恐慌の発端ともなったブラックサーズデーの直後に生まれた。ベン・ホーガン(米)のスコアラーとしてボランティアをしたこともある筋金入りだ。また、ジャック・ニクラウス(米)がまだ大学生だった頃からその姿を見ており、タイガー・ウッズ(米)に至ってはジュニアだった日も目に焼き付けている。
さらに自らもゴルファーとして一度はハンディキャップ「4」の腕前にまでなり、現地時間14日に開幕するノーザン・トラスト・オープンの舞台として長年親しまれているリビエラCCの6番パー3でホールインワンを記録した経験も持っている。
そのノーザン・トラスト・オープンは、ウェイドさんが60年連続でボランティア活動を続けた記念すべき大会だ。カリフォルニア州のゴルフライターズ協会は、これを讃えてウォーターフォードのクリスタルグラスを送った。
日本でも、近頃は高校の授業に“奉仕”の時間ができたり、スポーツ関連のイベントではボランティアが活躍するケースも多い。だが、ウェイドさんのように本当にスポーツを愛し、人を慈しんでボランティアを続ける人々が多い米国の例を見ると、まだまだ歴史は浅いことを感じずにはいられない。