現地時間7日に開幕するアジア vs. インターナショナルのチーム戦、レクサスカップ（7日?9日、豪パース、バインズリゾート＆CC）を前に、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が闘志を剥き出しにしている。

　今季、椎間板ヘルニアを患って思うような活躍ができず、世界ランク1位の座をロレーナ・オチョア（メキシコ）に譲ったアニカ。しかしインターナショナルチームのキャプテンを任された今回、2年ぶりのチーム勝利に意欲を見せている。「ソルハイムカップ（欧米チーム対抗戦）でペアを組んで、一緒に5ポイントを挙げたのがカトリオーナ（マシュー）。今週も初戦は彼女とのペアで挑むつもりです。お互いのことを知り尽くしていますから」と、キャプテン推薦で自ら指名したマシュー（スコットランド）を初日のフォーサム（2人1組で1つのボールを交互に打つ競技方法）のパートナーにすることを宣言。そこには“勝ちに行く”という強い意志がこめられている。

「私達のチームは飛ばし屋が多いけれど、いかに確実にグリーンをとらえられるかが勝負。アジアチームはショットの精度に長けているので油断できない」と警戒しながらも、モーガン・プレセル（米）、ナタリー・ガルビス（米）、スーザン・ピーターセン（ノルウェー）ら強力な布陣に、優勢を実感するアニカ。

　一昨年はインターナショナルチームが圧勝したものの、前回はアジアに僅差で敗れているだけに、リベンジを誓う今回、チームリーダーのアニカが本領を発揮するかどうかに注目が集まる。

　ちなみに日本から上原彩子ひとりが出場する。