15日、国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシック（愛知・南愛知CC）は第2ラウンドの競技を終了。前週に2週連続優勝を達成した飯島茜が通算8アンダーまでスコアを伸ばし、単独トップに躍り出た。3打差の2位タイに上田桃子と鬼沢信子。佐伯三貴ら4人が通算3アンダー4位タイで続いている。

　この日ノーボギーの安定したゴルフを披露した飯島が、トーナメントをリードした。前半に2バーディを奪うと、後半は11番、12番で連続バーディ。15番もバーディとし、5バーディ、ノーボギーの5アンダー67でフィニッシュ。前日の5位タイからリーダーボードの最上段へジャンプアップした。2週前のゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントでツアー通算2勝目をマークすると、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯では2位に4打差をつける快勝。今大会もその好調を持続し、3週連続Vに王手をかけた。

　2アンダー8位タイからスタートした上田は出だしの2番でボギーを叩くが、4番、5番連続バーディ奪取に成功した。後半は12番と15番でバーディを獲り、3アンダー69でホールアウト。通算5アンダー2位タイで最終日を迎えることになった。今季は3勝を挙げ、現在賞金ランク首位。初の賞金女王獲得へこのまま突っ走るためにも、逆転で勝利をつかみたいところだ。

　昨季女王の大山志保が全美貞（韓）、張娜（中）らと同じ、通算2アンダー8位タイにつけた。通算イーブンパー18位タイにディフェンディング・チャンピオンの福嶋晃子、諸見里しのぶ他。古閑美保と服部道子は通算4オーバー48位タイで予選ラウンドを終えている。