国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメント（北海道・札幌GC輪厚C）は14日、第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンドで1アンダー37位タイとやや出遅れた谷原秀人が、5アンダー66で回り、通算6アンダー3位タイへ順位を上げた。通算7アンダー首位タイに深堀圭一郎と高橋竜彦が並んでいる。

　谷原が3週連続優勝へ向け、ジャンプアップした。この日はスタートホールの1番で短いパーパットを外しボギーを叩くが、前半で3つバーディを奪い2アンダーで折り返す。後半は3バーディ、ノーボギーと安定したゴルフで5アンダー66。前日の37位タイから、伊澤利光、平塚哲二らと同じ通算6アンダー3位タイへ大きく浮上した。現在賞金ランク3位につけている谷原は、同ランク1位の谷口徹とは獲得賞金額約4,000万円の差。谷口が欠場している今大会を制すれば賞金王も見えてくる。尾崎将司らに次ぐ、史上4人目の3週連続Vなるか注目だ。

　また、今季トップ10フィニッシュが1回と低調な深堀は3バーディ、1ボギーの2アンダー69と堅実なゴルフを展開。通算7アンダーまでスコアを伸ばし、高橋と共にトーナメントをリードしている。

　その他、第1ラウンド2位タイの好発進の横田真一は17番でトリプルボギーを叩き、3オーバー74。尾崎らと同じ通算3アンダー15位タイへ後退した。昨季賞金王の片山晋呉は通算1アンダー33位タイに低迷している。