初日から首位を快走するスティーブ・フレッシュ（米）が独走態勢に入った。

　米男子ツアーのリノ・タホ・オープンはネバダ州リノのモントリューG＆CCを舞台に現地時間4日、第3ラウンドの競技を終了。この日も順調にスコアを伸ばし通算15アンダーとしたフレッシュが、後続に5打差をつけ約3年ぶりの優勝に王手をかけた。

　今年40歳になったベテランレフティのフレッシュは03年と04年にそれぞれ1勝を挙げ、賞金ランクトップ30のみが出場できるザ・ツアー選手権にも参戦した経験がある。しかしここ数年はじり貧で今季はベスト10入りわずか1回。賞金ランクも132位と低迷しており、守り続けているシード権確保のためにも、今大会で是非勝星を挙げておきたい。最終ラウンドは久々に味わう優勝争いのプレッシャーに耐えきれるかが勝負の鍵を握る。

　後続はフレッシュに5打差の2位タイにジョン・メリック（米）、スティーブ・アレン（豪）、トッド・フィッシャー（米）がつけ、通算9アンダー単独5位に前日『63』と爆発したチャールズ・ウォーレン（米）が続いている。なお丸山茂樹、丸山大輔の日本勢2人は予選落ち。今大会がプロデビュー戦だった日系人の16歳、タッド・フジカワ（米）も予選ラウンドで姿を消している。