両丸山が無念の予選落ちを喫した。

　米男子ツアーのリノ・タホ・オープン（ネバダ州リノ、モントリューG＆CC）は、世界ランク上位者が揃ってWGC-ブリヂストン招待に出場しているためフィールドが手薄。上位進出のチャンスだったが、現地時間3日に行われた第2ラウンドで、日本勢は実力を発揮し切れなかった。

　第1ラウンド、38位タイにつけた丸山茂樹は6番からの4ホールでボギー2つ、ダブルボギー2つを叩き、6つもスコアを落とす大乱調。それ以外は3バーディと決して悪くなかったのだが、2ボギー、2ダボが響いて3オーバー75。通算1オーバーはカットラインにわずか1打及ばず涙をのんだ。もうひとり、丸山大輔も1バーディ、3ボギーの2オーバー74とふるわず、通算3オーバーで決勝ラウンド進出ならず。ともにチャンスを活かすことができなかった。

　上位は第1ラウンドトップのスティーブ・フレッシュ（米）が安定したプレーで3アンダー69にスコアをまとめ、通算12アンダーで単独首位の座をキープ。2打差の2位には1イーグル、7バーディを奪い、9アンダー63の猛攻を見せたチャールズ・ウォーレン（米）が54位タイから急浮上。通算8アンダー3位にホゼ・コセレス（アルゼンチン）が続いている。また今大会がプロデビュー戦となった日系人プレーヤー、タッド・フジカワ（米）は、5つバーディを奪って（2ボギー、1ダブルボギー）1アンダー71にスコアをまとめたものの、第1ラウンドの出遅れが響き、通算5オーバーで予選敗退が決まっている。