国内女子ツアーのクリスタルガイザーレディスゴルフトーナメントが千葉県、京葉CCを舞台に3日開幕。全英リコー女子オープン出場のため、ディフェンディング・チャンピオンの大山志保、今季3勝の上田桃子ら賞金ランク上位勢が不在でフィールドが手薄な今大会、5アンダー67で回った飯島茜が李恩惠（韓）と並び第1ラウンドトップに立った。

　全英女子オープンの切符を手にしながらも国内ツアー参戦を決め、ライバルたちの留守中に賞金の荒稼ぎを狙っている全美貞（韓）は、この日1アンダー71をマークし、4打差の13位タイ。3週連続優勝がかかっている張娜（中）も2バーディ、1ボギーの1アンダー71で全と同じ13位タイで第1ラウンドを終えた。

　全、張娜ら外国勢が活躍する中で意地を見せたい日本勢だが、トーナメントをリードした飯島は6バーディ、1ボギーの5アンダー67とスタートダッシュに成功。現在賞金ランクは29位だが、上位勢が欠場している今大会でツアー2勝目を挙げる絶好のチャンスがやってきた。

　その他、スタンレーレディスゴルフトーナメントで上田にプレーオフで敗れ、涙を見せた有村智恵は3バーディ、5ボギーの2オーバー74、47位タイと出遅れている。