世界ランク上位者がブリヂストン招待に出場し、フィールドが手薄な中、丸山茂樹に爆発の予感が漂っている。

　米男子ツアーのリノ・タホ・オープン（ネバダ州リノ、モントリューG＆CC）は現地時間の2日、第1ラウンドの競技を終了。2イーグル、5バーディの9アンダー63をマークしたスティーブ・フレッシュ（米）が単独トップに立った。

　ノーボギーの完璧なゴルフを見せたフレッシュはフェアウェイを外したホールが1つ、グリーンを外したホールもわずか1つとショットが絶好調。過去、ツアー通算2勝を挙げているが、今季はトップ10入りは1度だけで賞金ランクも130位台に低迷中。何か1つきっかけを掴みたいと思っていた矢先の好発進に笑いが止まらなかった。1打差の単独2位にホゼ・コセレス（アルゼンチン）が続き、6アンダー66の5位タイにジェイソン・ゴア（米）、チャーリー・ウィー（韓）らがつけている。

　日本勢は丸山（茂）が3バーディ、1ボギーの2アンダー70で回り38位タイからのスタート。出だしの10番からスコアカード通りのプレーが続いたあと、ハーフを折り返して間もない3番から3連続バーディを奪ってスコアを伸ばす。最終9番をボギーとしたものの、第2ラウンド以降に期待を持たせる内容だった。しかし、丸山大輔は2バーディ、3ボギーの1オーバー73と崩れ、88位タイに止まった。

　今大会がプロデビュー戦となる日系の16歳、タッド・フジカワ（米）は2バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの6オーバー78を叩き、125位タイと出遅れた。