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T.ワトソン、ダボでも逃げ切りV!
2007年7月30日(月)午前0:00
新帝王トム・ワトソン(米)が悪夢に打ち勝ち、薄氷の勝利をものにした。
現地時間29日、全英シニアオープン選手権(スコットランド、ミュアフィールド)の最終ラウンド、ワトソンは第3ラウンド終了時でトップのスチュワート・ジン(豪)に1打差2位でスタート。3、5番のバーディで追いつくと、6番をボギーとしたジンを追い抜いて、通算4アンダー単独首位に浮上した。
ワトソンはその後も10番から5連続ボギーのジンとの差が開く一方。ところが、ジンとマーク・オメーラ(米)に3打差で迎えた最終18番のティーショットはフェアウェイバンカーへ。第2打を打ったが、バンカーから出ず、第3打でようやく脱出。第4打でもグリーンに乗らない大ピンチに陥った。
それでもそこは百戦錬磨の新帝王。ワトソンはグリーンエッジからパターを使った第5打を、90センチにピタリと寄せてダブルボギーとし、通算イーブンパーと1打差で逃げ切った。「ティーショットを入れてはいけないところに打ってしまったね。だけど、グリーンに乗せて2パットならいいと思っていたよ」とピンチにも冷静さを保って、メジャー優勝を手に入れた。
この勝利で米国人ながら全英オープン5勝、全英シニアオープン3勝を誇るワトソン。全米シニアオープン選手権では最終ラウンド、単独首位でスタートしながら、自滅して4位に終わったばかり。これを払拭する絶好のチャンスに燃えていた。「失敗は嫌いなんだ。だから取り戻したかった」と試合後ようやく笑顔を見せた。
通算1オーバー2位タイにジンとオメーラ。ディフェンディング・チャンピオンのローレン・ロバーツ(米)とジェイ・ハース(米)が通算4オーバー4位タイに入った。今大会がシニアデビューのニック・ファルド(英)は、通算8オーバーで室田淳らと並ぶ14位タイ。他の日本勢は友利勝良、渡辺司が通算11オーバー23位タイ、中島常幸、尾崎直道が通算14オーバー38位タイだった。倉本昌弘は通算17オーバー54位タイで大会を終えている。
現地時間29日、全英シニアオープン選手権(スコットランド、ミュアフィールド)の最終ラウンド、ワトソンは第3ラウンド終了時でトップのスチュワート・ジン(豪)に1打差2位でスタート。3、5番のバーディで追いつくと、6番をボギーとしたジンを追い抜いて、通算4アンダー単独首位に浮上した。
ワトソンはその後も10番から5連続ボギーのジンとの差が開く一方。ところが、ジンとマーク・オメーラ(米)に3打差で迎えた最終18番のティーショットはフェアウェイバンカーへ。第2打を打ったが、バンカーから出ず、第3打でようやく脱出。第4打でもグリーンに乗らない大ピンチに陥った。
それでもそこは百戦錬磨の新帝王。ワトソンはグリーンエッジからパターを使った第5打を、90センチにピタリと寄せてダブルボギーとし、通算イーブンパーと1打差で逃げ切った。「ティーショットを入れてはいけないところに打ってしまったね。だけど、グリーンに乗せて2パットならいいと思っていたよ」とピンチにも冷静さを保って、メジャー優勝を手に入れた。
この勝利で米国人ながら全英オープン5勝、全英シニアオープン3勝を誇るワトソン。全米シニアオープン選手権では最終ラウンド、単独首位でスタートしながら、自滅して4位に終わったばかり。これを払拭する絶好のチャンスに燃えていた。「失敗は嫌いなんだ。だから取り戻したかった」と試合後ようやく笑顔を見せた。
通算1オーバー2位タイにジンとオメーラ。ディフェンディング・チャンピオンのローレン・ロバーツ(米)とジェイ・ハース(米)が通算4オーバー4位タイに入った。今大会がシニアデビューのニック・ファルド(英)は、通算8オーバーで室田淳らと並ぶ14位タイ。他の日本勢は友利勝良、渡辺司が通算11オーバー23位タイ、中島常幸、尾崎直道が通算14オーバー38位タイだった。倉本昌弘は通算17オーバー54位タイで大会を終えている。