ベルンハルト・ランガー（独）がポールポジションを確保した。

　米チャンピオンズツアーのトリトン・ファイナンシャル・クラシック（テキサス州オースティン、ザ・ヒルズCC）が現地時間の5日開幕。現在賞金ランクトップで2年連続賞金王を狙うランガーが好調なパットを武器に7アンダー65をマークし、後続に1打差をつけ第1ラウンドをリードした。

　1打差の2位にデビッド・イーガー（米）、2打差の3位にマイク・マカロフ（米）が続き、4アンダー68、4位タイに悲願の同ツアー初優勝を狙うマーク・オメーラ（米）、トム・カイト（米）、ラリー・マイズ（米）、ジェフ・スルーマン（米）らがつける展開。

　日本勢は、尾崎直道が5バーディ、2ボギーの3アンダー69で回り、ランガーに4打差の11位タイとまずまずの滑り出し。ショット、パットともに好調で、2日目以降凡ミスを減らせば、十分優勝を狙えるはずだ。同じ11位タイには前週プレーオフを制し“無欲の勝利”を挙げたマーク・マクナルティ（アイルランド）がつけている。

　もう1人、青木功は1番から11番までに3連続2回を含む8つのボギーを叩いて8オーバー80の大乱調。出場79人中、ブービー賞の78位からのスタートを余儀なくされた。