スコット・ホーク（米）とトム・パーツァー（米）がコースレコードタイをマークしてトーナメントをリードした。

　米チャンピオンズツアー今季メジャー初戦のシニアPGA選手権が、オハイオ州ビーチウッドのカンタベリーCCを舞台に現地時間21日開幕。第1ラウンドは難コンディションの中、4アンダー66をマークしたホークとパーツァーが首位タイにつけ、2打差の単独3位に現在賞金ランクトップのベルンハルト・ランガー（独）が続いた。1アンダー69、4位タイにトム・カイト（米）、ラリー・マイズ（米）のメジャーチャンピオンの他、ゲーリー・ホールバーグ（米）、ジョーイ・シンドラー（米）他。

　日本勢は5人が出場しているが、室田淳が3オーバー73でグレッグ・ノーマン（豪）らと並び54位タイにつけたのが最高。前週荒天により試合が36ホールに短縮され、惜しくも優勝は逃したが3位タイに食い込んだ尾崎直道は、バーディを1つしか奪えず、ボギーを6つ叩いて5オーバー75で89位タイと大きく出遅れた。同じ89位タイには飯合肇が名を連ねている。

　またスポット参戦の渡辺司はバーディを1つも奪えず、7ボギー、1ダブルボギーの9オーバー79で138位タイ。渡辺の師匠、青木功も5ボギー、3ダブルボギーと崩れ11オーバー81、146位タイと下位からのスタートとなった。