東尾理子が来季の米女子ツアー出場権を失った。

　同ツアーのファイナルクオリファイング・スクール（Qスクール／フロリダ州デイトナビーチ、LPGAインターナショナル）は現地時間1日、第4ラウンドの競技を終了。ファイナルラウンドにコマを進める上位70人が確定した。

　背水の陣で今大会に挑んでいる東尾理子はこの日も2オーバー74とふるわず、通算12オーバー。カットラインに6打及ばず、最終ラウンド進出を逃した。04年に同ツアーのQスクールを突破して以来、アメリカを主戦場に戦ってきた東尾だが、今季は故障の影響もあり予選を1度も通れないままシーズンが終了。Qスクールに望みをかけたがそれもかなわず、今後は国内を中心とした活動になりそうだ。

　上位は通算14アンダーのジェーン・パーク（米）が単独トップ。6打差の2位タイにスア・キムとヒーヤン・パークの韓国勢が続いており、前日2位のベテラン、ケリー・キーニー（米）はスコアを4つ落とし、通算4アンダーで11位タイに後退している。尚、ファイナルラウンド終了時点で上位17人が来季のフル参戦権を獲得する。