久し振りに日本勢3人が揃ってトーナメントに登場する。

　現地時間の6日、カリフォルニア州ニューポート・ビーチのニューポート・ビーチCCを舞台に開幕する米チャンピオンズツアーの東芝クラシックに、常駐組の尾崎直道に加え、青木功と倉本昌弘が参戦する。

　大ベテランの青木にとっても、シードを持っていない倉本にとっても、今大会がシーズン初戦。それぞれ充実したオフを過ごし、満を持してビッグイベントに臨むことになる。特に倉本は出場チャンスが限られているだけに、ピンポイントでチャンスを生かしたいところ。今季すでに2試合を戦っている尾崎も、ここまで65位タイ、29位タイと未だエンジンがかかっていない。倉本らの参戦に良い意味で刺激を受け、相乗効果で上位を狙って欲しい。

　昨年のこの大会ではディフェンディング・チャンピオンのジェイ・ハース（米）相手に、7ホールに及ぶプレーオフを戦い抜いたベルンハルト・ランガー（独）が劇的なシーズン初勝利を飾っている。連覇と今季2勝目を狙うランガー、先のACEグループ・クラシックで優勝したローレン・ロバーツ（米）ら強豪相手に、日本勢がどんな戦いを見せるか注目だ。