ファジー・ゼラー（米）＆ベン・クレンショー（米）のマスターズ王者コンビが圧倒的な強さを見せた。

　今週末から開幕する米チャンピオンズツアーを前に行われたウェンディーズ・チャンピオンズ・スキンズゲーム（現地時間17?18日、ハワイ州ラハイナ、ロイヤルカアナパリGC）は、5ホール分の賞金がかかった最終ラウンドの12番でバーディを奪ったゼラー＆クレンショー組が30万ドル（約2,700万円）を獲得。さらに4ホール分がキャリーオーバーとなっていた17番も獲り、20万ドル（約1,800万円）の荒稼ぎをした。

　これで前日からの賞金総額は大会記録の53万ドル（約4,800万円）となり、前日首位のグレッグ・ノーマン（豪）＆ジェイ・ハース（米）組を逆転した。

　帝王ジャック・ニクラウス（米）がトム・ワトソン（米）とペアを組んで出場したり、73歳のゲイリー・プレイヤー（南ア）とベルンハルト・ランガー（独）の国際的なペアなど、話題の多かった今大会。だが、最後に笑ったのは、大会直前に故障で欠場したピーター・ジャコブセン（米）の代理で出場したクレンショーとゼラーの組だった。