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アニカ、有終の美を飾れず! 優勝はA.モンク
2008年12月15日(月)午後0:10
バーディパットを鮮やかに決めて、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)がファンに別れを告げた。
かつてのロレックスランク(女子世界ランク)No.1で殿堂入り選手でもあるアニカが現役最後の試合に選び、3連覇に挑んだ欧州女子ツアー、ドバイ・レディス・マスターズ。現地時間14日、UAE、エミレーツGCで最終ラウンドが行われた。
アニカは前日首位のアンジャ・モンク(独)に4打差6位タイでスタートし、逆転優勝を狙った。だが、ボギー2つが先行する苦しい展開。それでも9番、11番、14番でバーディを奪い、元女王の貫禄を見せつけた。16番ボギーの後で迎えた現役最後の18番。約2.5メートルのバーディパットを沈めると、大歓声にパターを上げて応え、キャディと抱き合って戦いの日々に別れを告げた。
1アンダー71で回り、通算6アンダー7位タイ。「安心した気持ちになりました。大満足です。18番の第3打を打ってから少し風が吹いてくるのを感じ、とても良い気分でした。グリーンの向こう側で何人かの選手が見守ってくれるのを見たら涙が出てきました。そして両親や家族の姿を見て止まらなくなりました」と感慨に浸った。
「引退の決意を発表してから5か月の間に、たくさんのさよならをしてきましたが、今回は特別。私のキャリアはLET(欧州女子ツアー)で始まったのだから、ここで終わりにしたかった」と最後は笑顔で締めたアニカ。スタート前には少しナーバスになったが、1番のティーショットを打った後は、自動的にプレーに専念したという。自ら現役生活に幕を下ろし、来年早々に結婚式を挙げるマイク・マクギー氏との新しい生活と、ビジネスの日々に突入する。
優勝争いはモンクがスコアを4つ伸ばして通算13アンダーで逃げ切った。しかし、自分のゴルフのかたわら、アニカの動向が気になった様子。「16番グリーンにいる時に18番から歓声が聞こえ、チラリと姿も見えました」と、女王の引退試合での優勝を喜びつつ、複雑な表情を見せていた。2位は通算10アンダーでベロニカ・ゾルジ(伊)。通算9アンダー3位に、ベテランのローラ・デービーズ(英)が入った。
かつてのロレックスランク(女子世界ランク)No.1で殿堂入り選手でもあるアニカが現役最後の試合に選び、3連覇に挑んだ欧州女子ツアー、ドバイ・レディス・マスターズ。現地時間14日、UAE、エミレーツGCで最終ラウンドが行われた。
アニカは前日首位のアンジャ・モンク(独)に4打差6位タイでスタートし、逆転優勝を狙った。だが、ボギー2つが先行する苦しい展開。それでも9番、11番、14番でバーディを奪い、元女王の貫禄を見せつけた。16番ボギーの後で迎えた現役最後の18番。約2.5メートルのバーディパットを沈めると、大歓声にパターを上げて応え、キャディと抱き合って戦いの日々に別れを告げた。
1アンダー71で回り、通算6アンダー7位タイ。「安心した気持ちになりました。大満足です。18番の第3打を打ってから少し風が吹いてくるのを感じ、とても良い気分でした。グリーンの向こう側で何人かの選手が見守ってくれるのを見たら涙が出てきました。そして両親や家族の姿を見て止まらなくなりました」と感慨に浸った。
「引退の決意を発表してから5か月の間に、たくさんのさよならをしてきましたが、今回は特別。私のキャリアはLET(欧州女子ツアー)で始まったのだから、ここで終わりにしたかった」と最後は笑顔で締めたアニカ。スタート前には少しナーバスになったが、1番のティーショットを打った後は、自動的にプレーに専念したという。自ら現役生活に幕を下ろし、来年早々に結婚式を挙げるマイク・マクギー氏との新しい生活と、ビジネスの日々に突入する。
優勝争いはモンクがスコアを4つ伸ばして通算13アンダーで逃げ切った。しかし、自分のゴルフのかたわら、アニカの動向が気になった様子。「16番グリーンにいる時に18番から歓声が聞こえ、チラリと姿も見えました」と、女王の引退試合での優勝を喜びつつ、複雑な表情を見せていた。2位は通算10アンダーでベロニカ・ゾルジ(伊)。通算9アンダー3位に、ベテランのローラ・デービーズ(英)が入った。