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ビッグネームが次々欧州ツアー参戦のワケ
2008年11月21日(金)午前11:40
現在行われている欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープンには、2009年シーズンは欧州ツアーを主戦場にすると語っているジョン・デイリー(米)が出場。他にもフィル・ミケルソン(米)が欧州ツアーへ興味を示すなど、ここのところビッグネームの目がヨーロッパへ向いているようである。
その理由は今季から始まった“Race to Dubai”と呼ばれる新システムにある。米男子ツアーはフェデックスがスポンサーとなり、シーズン終盤にフェデックスカッププレーオフシリーズを行い、同ポイントランク1位のプレーヤーに1,000万ドル(約9億4,000万円)のボーナスが与えられるが、2009年シーズンからは欧州ツアーでも同じようなシステムが採用される。アジアツアーとの共催などで、年間を通して試合数が多いことに加え、賞金総額が倍増されたことで選手たちにとって欧州ツアーが魅力的に映っているということだ。
すでに同ツアーは2009年シーズンをスタートさせており、来年の11月がドバイでの最終戦となる。同じ週、日本ではダンロップフェニックストーナメントが行われる予定だが、賞金額がこれだけ違うと、その時期日本に呼べる選手は益々限られることが予想され、ビッグネームの来日は望めない状況に陥りそうだ。
しかし今回来日しているアーニー・エルス(南ア)は「たとえ欧州ツアーの賞金額が増えようが、自分はインターナショナルプレーヤーでいたいと思っている。これまでと変わらず、どこに偏ることなく世界中でプレーしたい」と語っており、ビッグネームすべてが欧州ツアーへ目を向けているわけではない。だがオイルマネーを背景に同ツアーが拡大しそうな勢いを持っていることだけは確かなようだ。
その理由は今季から始まった“Race to Dubai”と呼ばれる新システムにある。米男子ツアーはフェデックスがスポンサーとなり、シーズン終盤にフェデックスカッププレーオフシリーズを行い、同ポイントランク1位のプレーヤーに1,000万ドル(約9億4,000万円)のボーナスが与えられるが、2009年シーズンからは欧州ツアーでも同じようなシステムが採用される。アジアツアーとの共催などで、年間を通して試合数が多いことに加え、賞金総額が倍増されたことで選手たちにとって欧州ツアーが魅力的に映っているということだ。
すでに同ツアーは2009年シーズンをスタートさせており、来年の11月がドバイでの最終戦となる。同じ週、日本ではダンロップフェニックストーナメントが行われる予定だが、賞金額がこれだけ違うと、その時期日本に呼べる選手は益々限られることが予想され、ビッグネームの来日は望めない状況に陥りそうだ。
しかし今回来日しているアーニー・エルス(南ア)は「たとえ欧州ツアーの賞金額が増えようが、自分はインターナショナルプレーヤーでいたいと思っている。これまでと変わらず、どこに偏ることなく世界中でプレーしたい」と語っており、ビッグネームすべてが欧州ツアーへ目を向けているわけではない。だがオイルマネーを背景に同ツアーが拡大しそうな勢いを持っていることだけは確かなようだ。