トップ30入りを目指す尾崎直道がいきなり出遅れた。

　米チャンピオンズツアーのフルフィールド今季最終戦、AT＆T選手権がテキサス州サンアントニオのオークヒルズCCを舞台に現地時間24日に開幕。次週は賞金ランク上位30名しか出場できないチャールズ・シュワッブ・カップ選手権が控えており、現在同ランク30位の尾崎にとっては正念場の戦いが幕を開けたことになる。しかし大事な第1ラウンド、尾崎はショット、パットともに冴えず、2バーディ、3ボギーの1オーバー72を叩き49位タイと下位からのスタートとなった。

　賞金ランク上位30位に入れば、次週の出場権とともに、来季のフル参戦権＝シード権も手に入れることができる。初日の出遅れは、第2ラウンド以降何としても取り返してもらいたい。

　上位は6連続を含む9バーディ（1ボギー）を奪って8アンダー63で回ったマーク・ジェームス（英）が単独トップ。1打差の2位にダン・フォースマン（米）、2打差の3位にキース・ファーガス（米）がつけている。また現在賞金ランク2位のジェイ・ハース（米）は4アンダー67、7位タイからのスタート。ディフェンディング・チャンピオンのジョン・クック（米）は2アンダー69の21位タイで発進した。