米女子ツアーの将来を背負うステイシー・ルイス（米）の新しい契約が決まった。現地時間23日、マラソンペトロリアム社がルイスとの契約を発表したのだ。

　現在26歳のルイスは、11歳のとき背骨が左右に歪む脊柱側湾症を患いながら難病を克服し、アーカンソー大学時代には大学リーグで12勝を挙げ、2007年、2008年には米国女子アマチュアランキングNo.1に輝いた。その後、2008年にプロ転向、さらにQスクール（プロテスト）を突破して米女子ツアーの出場権を獲得した。そして昨季はクラフト・ナビスコ選手権で初のメジャータイトルを手にし、トップ10入り12回で賞金ランキング4位という好成績を残した。まさに今後が期待されるプレーヤーだ。

　今回の契約に関して「マラソンペトロリアム社との契約にワクワクしています。私はオハイオ州北西部で育ったので（そこが拠点の）同社と契約することには特別な意味を持つんです」と、笑顔を見せた。

　マラソンペトロリアム社側も「ステイシーとは長く素晴らしい関係を築きたい」と期待を寄せており、若いルイスに強力なバックアップを約束した。