カリフォルニアの景勝地・モントレー半島を舞台に、現地時間29日開幕した米チャンピオンズツアーのウォルマート・ファーストティー・オープン。第1ラウンドは、霧のため多くの選手がホールアウト出来ずサスペンデッドとなった。

　ツアーで唯一2コースを使用して行われる同大会。メイン会場のペブルビーチGL（以下PB）が霧に見舞われ早々に順延が決定する中、デルモンテGC（DM）では試合が継続され、PBでプレーした選手は割を食うことに。上位もDMを回った選手が多く、6アンダー66で暫定トップタイに立った5人のうち、PBをプレーしたのはアンディ・ビーン（米）ただひとり。ヘイル・アーウィン（米）、チップ・ベック（米）、ファジー・ゼラー（米）、ローレン・ロバーツ（米）の各選手はDM組だった。

　1打差の暫定6位タイにフレッド・ファンク（米／DM）、スティーブ・トーマス（米／DM）、フィル・ブラックマー（米／DM）が続いている。

　日本勢は2人ともPBを早い時間にスタートし、ホールアウトは出来たもののスコアはふるわず。尾崎直道が4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー72で暫定39位タイからのスタート。倉本昌弘は難コースに手を焼き、3バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの5オーバー77を叩き、暫定75位タイと大きく出遅れた。