昨季大会でも初日にトップに立ったローレン・ロバーツ（米）が、最終ホールで約14メートルものロングパットを沈め、単独トップに躍り出た。

　現地時間27日開幕した米チャンピオンズツアーのコマース・バンク選手権（ニューヨーク州アイゼンハワー・パーク、ザ・レッドC）第1ラウンド、多くの選手が僅差で並び上位が団子状態だったところから、ロバーツが最終ホールでバーディを奪い6アンダー65とし、頭ひとつ抜け出た。「まぁまぁかなと思っていたけれど、あれ（最後のバーディ）で最高のラウンドにすることが出来た」とロバーツは満面の笑みを浮かべた。

　1打差の2位タイにはジーン・ジョーンズ（米）、グレッグ・ヒックマン（米）が続き、4アンダー67、4位タイにディフェンディング・チャンピオンのロニー・ネルソン（米）の他、エドアルド・ロメロ（アルゼンチン）、マーク・マクナルティ（アイルランド）、キース・ファーガス（米）、ブラッド・ブライアント（米）がつけている。

　日本勢は倉本昌弘が3バーディ、1ボギーの2アンダー69で回り18位タイにつけたのが最高。青木功は3バーディ、2ボギーの1アンダー70、30位タイからのスタート、尾崎直道は3つバーディを奪ったが、同じ数だけボギーを叩いてイーブンパー71、41位タイにとどまった。