昨年の今大会で最終日にコースレコードタイの『63』をマークした倉本昌弘が、まずまずの滑り出しを見せた。

　米チャンピオンズツアーのザ・プリンシパル・チャリティ・クラシックがアイオワ州ウェストデスモインズ、グレンオークスCCを舞台に現地時間の30日開幕。第1ラウンドは5アンダー66をマークしたR.W.イークス（米）とロニー・ネルソン（米）が首位に並んだ。1打差の3位タイにトム・パーツァー（米）、マーク・マクナルティ（アイルランド）らが続き、ディフェンディング・チャンピオンのジェイ・ハース（米）は1アンダー70で、ニック・プライス（ジンバブエ）他とともに20位タイからのスタート。

　日本勢は倉本が4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー70にスコアをまとめ、ハースらと並び20位タイにつけたのが最高。今季は賞金シードを持っていないため、出られる試合が限られており、最高位はアウトバック・ステーキハウス・プロアマでの15位タイ。賞金ランクも85位タイに低迷しており、この辺で持ち前の爆発力を生かし、一気に優勝戦線に浮上したいところ。第2ラウンド以降のプレーに大いに期待したい。

　また尾崎直道は我慢のゴルフで1バーディ、2ボギーの1オーバー72に止まり、47位タイからのスタート。青木功は1バーディ、3ボギーの2オーバー73で回り、57位タイと出遅れた。