上位はスコアを伸ばしたが、日本勢は調子が上がらないまま2日目を終了した。

　現地時間17日に行われた米チャンピオンズツアーのリージョンズ・チャリティ・クラシック（アラバマ州フーバー、ロバート・トレント・ジョーンズ・トレイル at ロスブリッジ）第2ラウンド。若干の雨の影響でグリーンは止まりやすく、攻めるには絶好のコンディションだったが、日本勢は倉本昌弘が1アンダー71をマークし、通算イーブンパーで第1ラウンドの45位タイから41位タイへ順位を上げたのが最高。前日71位タイと大きく出遅れた尾崎直道は6つバーディを奪いながら、ボギーも5つ叩く出入りの激しいゴルフで1アンダー71止まり。通算5オーバーで64位タイに低迷している。

　また初日3人の中ではもっとも上位（34位タイ）につけていた青木功は大乱調。出だしの1番をいきなりダブルボギーとしてつまずくと、3バーディ、6ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの8オーバー80の大叩き。通算8オーバー70位タイに後退した。

　首位はパッティングに冴えを見せる飛ばし屋のアンディ・ビーン（米）で通算11アンダー。1打差の2位にマイク・グッデス（米）が続き、通算9アンダー3位タイにノーボギーの66で回ったデニス・ワトソン（ジンバブエ）とローレン・ロバーツ（米）がつけている。また初日3位の好発進を見せた賞金王候補のベルンハルト・ランガー（独）は、通算6アンダーで7位タイにとどまった。