レギュラーツアーで活躍したプレーヤーのシニアデビューが続く中、今週も日本勢3人が優勝を目指す。

　シーズン終盤を迎えた米チャンピオンズツアーはSAS選手権（ノースカロライナ州カリー、プレストンウッドCC）が現地時間の21日に開幕し、3日間に渡る熱戦を繰り広げる。今大会には50歳になったばかりのフルトン・アレム（南ア）とマーク・ウィービー（米）が主催者推薦で出場。アレムはレギュラーツアー3勝、ウィービーは2勝の実績を持ち、かつての仲間たちとの再会を心待ちにしていた。キャリア後半は勝てずに苦労した2人だが、チャンピオンズツアーの一員になればピカピカの新人。“若さ”を武器に上位進出を狙う。

　前週も全米プロチャンピオンのジェフ・スルーマン（米）がシニア入りしており、続々と有望な新人が入って層が厚くなる一方の同ツアーだが、日本勢は尾崎直道、倉本昌弘、青木功のレギュラー組3人が出場。悲願の優勝に向け、第1ラウンドからエンジン全開で突っ走る。