ベストボールによるチーム戦は、激しいバーディ合戦で幕を開けた。

　現地時間25日に開幕した米チャンピオンズツアーのリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフ（ジョージア州サバンナ、ウェスティン・サバンナ・ハーバーリゾート＆スパ）は、2人1組の32組が良い方のスコアを採用する方式で第1ラウンドを行い、トム・ワトソン＆アンディ・ノース（ともに米）組が1番から7連続バーディを奪う猛攻で13アンダー59をマーク。2位タイグループに3打差をつけトーナメントをリードした。

　2位タイにはモリス・ハタルスキー＆ドン・プーリー（ともに米）組、ジェフ・スルーマン＆クレイグ・スタドラー（ともに米）組、ジョン・クック＆ジョーイ・シンドラー（ともに米）組他が続いている。

　日本勢は青木功と尾崎直道が強力タッグを組んで挑んでいるが、6アンダー66にとどまり、18位タイからのスタートとなった。中盤の7番から5連続バーディを奪って波に乗るかと思われたが後が続かず、チャージは第2ラウンド以降に持ち越された。

　トップに立ったワトソン組のノースは「スタート前、すべてのホールでバーディを獲ろう、って話していたんだ」と13バーディの猛攻に満足げ。だがワトソンは「このフォーマットでは毎日62をマークしないと勝てない。明日もバーディ量産を狙って行く」と気を引き締め、前週に続く優勝に照準を合わせた。