前週今季ベストの4位タイに食い込み、波に乗っているはずの尾崎直道が遅れをとった。

　米チャンピオンズツアーのキャップ・カナ選手権がドミニカ共和国のプシタ・エスパーダGCを舞台に現地時間4日開幕。尾崎は出だしからいきなり連続ボギーを叩いてつまずくと、ノーバーディの不本意なラウンドで5オーバー77。首位と10打差の55位タイからのスタートを余儀なくされた。

　また昨年シード権を失い、今季はスポット参戦中の倉本昌弘もスタートダッシュならず。尾崎と同様、18ホールを通して1つのバーディも奪えず6オーバー78と崩れ、67位タイと大きく出遅れた。

　そんな中トップに立ったのは、昨年シニア入りした途端、即1勝を飾ったマーク・ウィービー（米）。6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回り単独トップに立った。2打差の2位タイにフルトン・アレム（南ア）とビンセント・フェルナンデス（アルゼンチン）が続き、2アンダー70の4位タイに今季まだ勝星のないジェイ・ハース（米）、トム・ワトソン（米）他がつけている。また現在賞金レーストップのベルンハルト・ランガー（独）は2オーバー74で28位タイ。