P.ミケルソン大出遅れ 石川は126位タイ
2013年7月5日(金)午前11:07
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レフティ3人の直接対決は揃って不発。中でも最も実績のあるフィル・ミケルソン(米)が大きく出遅れるという意外な展開となった。
米男子ツアーのザ・グリーンブライヤー・クラシックは現地時間4日、ウェストバージニア州のザ・オールド・ホワイトCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったが、スタート前までに大量の降雨があったためコースコンディションが悪化し、リフトアンドクリーンのルールが適用された。そのため上位のスコアは伸びて、8アンダー62を叩き出したトミー・ゲイニー(米)とジョンソン・ワグナー(米)の2人がトップを並走。ウェブ・シンプソン(米)、ジン・パーク(韓)の2人が2打差の3位タイから追走する展開となっている。
そんな中、注目だったのが全米オープンで6度目の2位(タイ含む)となったミケルソン、昨年のマスターズ王者ブッバ・ワトソン(米)、ディフェンディング・チャンピオンのテッド・ポッターJr.(米)のレフティ3人組。しかし、ミケルソンは17番パー5でティーショットをクリークに入れてトリプルボギーを叩くなど、4オーバー74で135位タイと最悪のスタートで「すごく調子が良いのに、一体何が起きたのかよく分からない。このコースはどうもうまく行かないけれど、理由が分からない。まぁ、それが問題なんだけれど」とぼやいた。
他の2人はミケルソンより順位は上だが、ワトソンが2アンダー68で32位タイ、連覇を狙うポッターJr.が1アンダー69で49位タイと、どちらもパッとしないスタート。2日目以降の巻き返しにかける。
一方、トーナメントをリードした2人は、いずれもノーボギーの完璧なゴルフ。ゲイニーが賞金ランキング125位、ワグナーも同148位とともに苦しいシーズンを送っている。すでにシーズンも半ばを過ぎ、来季が気になる時期だけに、この好発進をしっかり結果につなげようと週末に向けて気持ちを引き締めている。
なお、日本勢唯一出場の石川遼は前半1つしかバーディを奪えず、後半は4ボギー。3オーバー73で126位タイと出遅れている。