チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦、ジェルド-ウェン・トラディション（オレゴン州、クロスウォーターC at サンリバー）は現地時間22日に最終ラウンドを行い、この日首位と2打差の2位タイからスタートしたフレッド・ファンク（米）が4バーディ、1ボギーの3アンダー69をマーク。通算12アンダーとし、並み居る強豪を振り切って優勝を飾った。ファンクにとって今大会での勝利は2年ぶり2度目。昨年の全米シニアオープンとあわせ、メジャー通算3勝目をゲットしたことになる。

　1打差2位タイにマイケル・アレン（米）と盧建順（台）が入ったが、前日トップのトム・レーマン（米）は1オーバー73と崩れ、通算10アンダーでマーク・カルカベッキア（米）と並び4位タイにとどまった。またファンクと同じ2位タイからスタートし、逆転でのメジャー3試合連続優勝を狙ったベルンハルト・ランガー（独）もスコアを1つ落とし、通算8アンダー10位タイでフィニッシュした。

　日本勢はふるわず尾崎直道が1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの5オーバー77の乱調で、通算8オーバー54位タイで4日間の競技を終了。前日最下位に沈んだ青木功は7オーバー79と崩れたもののブービーメーカー（最下位）は免れ、通算27オーバー64位。