2001年9月11日に米国を襲った同時多発テロの首謀者として手配されていたオサマ・ビンラディン容疑者が、現地時間1日に米軍によって殺害されたことが同日深夜に発表された。

　その後、次々と詳細が明らかになり、作戦の総責任者である米大統領のバラク・オバマ氏がホワイトハウス内で、作戦遂行の様子を固唾を飲んで見守る様子も報道されている。

　だが、別な意味で世界中を驚かせたのは、同じ日にオバマ氏が、ホワイトハウスから程近いアンドリュース空軍基地のゴルフコースに姿を見せて9ホールプレーしたことがわかったからだ。コースを去るとき、笑顔で手を振る写真までが出回り、「素晴らしきポーカーフェイス」と皮肉まで言われる始末となってしまった。

　しかし、通常なら18ホールラウンドするオバマ氏が、この日は9ホールでプレーをやめている。ゴルフをしたのは、パキスタンで進行中だったビンラディン捕獲（殺害）作戦へのカモフラージュだったかどうかが取りざたされている。