ジョン・クック（米）が後続に5ストロークの大差をつけて悠々とゴールを駆け抜けた。

　賞金ランク上位30名のみに出場が許される米チャンピオンズツアーの最終戦チャールズ・シュワッブ・カップ選手権（カリフォルニア州ソノマGC）は現地時間1日、最終ラウンドを行い、2日目にトーナメントレコードの『62』をマークしトップに立っていたクックが、3つスコアを伸ばし通算22アンダーで逃げ切り、この3週間で2勝目を挙げた。

　クックが4日間で叩いたボギーはわずか2個。2位のラス・コクラン（米）に5打差をつける圧勝だった。その他通算15アンダー3位タイにはジェフ・スルーマン（米）とブラッド・ブライアント（米）が食い込んでいる。

　また前日まで低迷していたローレン・ロバーツ（米）がこの日6アンダー66の好スコアをマークし、通算13アンダーで6位タイまで順位を上げてフィニッシュ。賞金ランク1位のベルンハルト・ランガー（独）も6位タイに並んだため、賞金王には2年連続でランガーが輝きロバーツが2位。成績をポイントに換算して競うチャールズ・シュワッブ・カップではロバーツが逃げ切り1位となった。

　トム・ワトソン（米）は通算13アンダー6位タイ。賞金ランク3位のジェイ・ハース（米）は通算11アンダー10位タイで4日間を終了した。