惜しまれつつ現役を引退した元女王アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）が、相変わらずの強さを見せた。

　世界各地で通算90勝を挙げ、世界最強の女として君臨したアニカだが、2008年のシーズン終了と同時に現役を引退。私生活とゴルフの普及に専念し、二児の母として幸せに暮らしているが、現地時間7日にフロリダ州で行われたスキルズ・チャレンジに出場し、米女子ツアーの後輩であるモーガン・プレセル（米）や、マスターズ王者ザック・ジョンソン（米）、ジェリー・ケリー（米）らと一緒に技を披露した。

　同大会は様々な技術をそれぞれ競うもので、アニカはショートアイアン対決で約90センチにピタリと寄せてみせた。衰えない技には男子のトッププレーヤーたちもかなわず、見事に勝利を収めた。

「この雰囲気でまたプレーできてうれしい。みんなと親しくなれた」と笑顔をのぞかせたアニカ。相変わらずの人気を集めていた。

　なお大会の模様は、現地時間12月24?25日のクリスマスにかけて全米で放送される。