初日から荒天のため進行が大幅に遅れる中、ダニエル・チョプラ（スウェーデン）が暫定ながら首位に並びかけた。

　欧州、アジア両ツアー共催のバークレイズ・シンガポール・オープン（シンガポール、セントーサGC）は現地時間の30日、サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを行ったが、第2ラウンドをスタート出来ない選手を残したまま2日連続順延が決定した。

　そんな中、第2ラウンドを6アンダー65の好スコアで回ったチョプラが通算7アンダーで、イアン・ポルター（英／3ホール終了）、チャン・イシン（台／7ホール終了）と並びトーナメントをリード。2打差の暫定4位タイにアジアンツアーを中心に活躍している市原弘大（6ホール終了）、アンドリュー・ドッド（豪）らが続き、第1ラウンドで2位タイの好スタートを切ったアーニー・エルス（南ア／3ホール）が通算4アンダー暫定7位タイにつけている。

　日本のエース、丸山茂樹は第2ラウンドを5ホールしか消化していないが、3バーディとスタートダッシュに成功。通算2アンダーで暫定20位タイに急浮上。久保谷健一は4ホール終了時点で通算1アンダー暫定25位タイ。第1ラウンドで91位タイと出遅れていた平塚哲二は第2ラウンドを1アンダー70にスコアをまとめ、通算2オーバーでジェフ・オギルビー（豪）らとともに暫定59位タイで2日目を終了した。原口鉄也（2ホール終了）は通算3オーバーで、崔京周（韓／2ホール終了）らと並び暫定80位タイに低迷している。