ローリー・マッキルロイ（北アイルランド）が、来季の米ツアー常駐を断念した。

　2010年、米男子ツアーでルーキーとしてプレーしたマッキルロイだが、メジャー大会終了後にフェデックスカップのプレーオフに出場しなくてはならないなどの事情を考慮し、来季は欧州ツアー中心にプレーすることを英国紙に語った。

　すでに、世界ランクNo.1となったリー・ウェストウッド（英）と、同ランク3位のマーティン・カイマー（独）も同様に、来季は欧州ツアー中心にプレーすると表明しており、これで現在のランキングトップ10のうち3人が米国に背を向けた格好となった。

　世界各国ツアーの関係が深まるのと平行して、トッププレーヤーたちに対する縛りが出たり、オフシーズンがなくなるなどの問題もあり、世界最強を自認する米ツアーも厳しい局面を迎えているようだ。（STATS-AP）