青木功、ジャズミュージシャンの日野皓正氏、福岡ソフトバンクホークス会長・王貞治氏の共通点であるゴルフを通じて“こども達に手をさしのべたい”という思いのもと、2009年に始まった『ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント』。3回目の開催となる今年の大会の記者発表会が30日に都内で行われた。

　ゴールデンウィーク期間中の5月7、8日の2日間、千葉・麻倉ゴルフ倶楽部で開催される今大会は、同コースレコード（8アンダー64）を持つ石川遼、池田勇太らプロゴルファーの他、著名人、一般アマチュアも加え112名が出場予定。今大会で得られたチャリティの収益金は、東北地方太平洋沖地震の復興支援金として寄付される。

　実行委員の一人である青木は会見場で「このような事態になるとは思っておらず、開催はできないと思っていたが、スポンサーをはじめプロゴルファー、著名人、一般アマチュアの協力を得て実施することができうれしい」とコメント。また29日に被災地の宮城県気仙沼市を訪れ、言葉にならない被害状況を目の当たりにしたが、子供たちの笑顔を見て「この子たちに何がしてあげられるだろう」と思ったという。「復興には長い時間がかかるかもしれないが、プロとしてやらなければいけないことをやっていく」と、大会開催への理解を求めた。

　大会の模様は5月8日、一部地域を除くテレビ朝日系列全国24局ネットで16時から放映予定。