現地時間24日、欧州男子ツアーのオープン・デ・アンダルシア・デ・ゴルフ（スペイン、マラガ、パラドール・デ・マラガ・ゴルフ）の第1ラウンドの競技が行われ、世界ランク83位の平塚哲二が首位に1打差6位タイと最高のスタートを切った。

　2週間後に迫ったマスターズ出場権が得られる世界ランクトップ50入りをかけて、目の色を変える選手が多い中、約1か月ぶりの同ツアー参戦となった平塚は積極的にプレーした。ショット、パットともに安定し、6バーディ、2ボギーの4アンダー66。5アンダー65で首位タイを並走する5人から1打差につけた。

　また、先週優勝の勢いで一気にトップ50入りを狙うラファエル・ジャクリン（仏）は、2アンダー68で25位タイ。世界ランク84位からのジャンプアップを狙い、週末のチャージにかける。

　首位はロバート・ロック、ジェミー・エルソンの英国勢ら5人が並び、以下3打差以内に35人がひしめく混戦模様の中、それぞれが思惑を胸に残り3日間に挑む。

　なお、マスターズ2勝のホセ・マリア・オラサバル（スペイン）と、8回の欧州ツアー賞金王経験を持つコリン・モンゴメリー（スコットランド）の2人はイーブンパー70で60位タイと出遅れた。