欧州ツアーのチーフ・エグゼクティブを務めるジョージ・オグレディ氏は現地時間21日、同ツアー最終戦であるドバイ・ワールド選手権（11月19?22日）の賞金を25パーセント減額することを発表した。

　賞金総額を1,000万ドル（約9億1,000万円）から750万ドル（約6億8,000万円）へ変更し、優勝賞金も166万ドル（約1億5,000万円）から125万ドル（約1億1,000万円）へ引き下げ。同氏はその理由を「世界全体に及ぶ経済不況のため。ツアーの将来を考え、この決断を下した」と説明した。

　しかし、本拠地を裕福なドバイへ移し、賞金レースを“レース・トゥ・ドバイ”という名称で呼ぶなど大々的に宣伝してきただけに、大会がトーンダウンしたことは否めないだろう。